訓練系・就労系職種
サービス管理責任者(サビ管)とは 生活支援員生活支援員は、利用者の自立的な生活の実現に向け、日常生活上の支援や職業訓練、就労支援を行う職種です。ほかの職員や関係機関と連絡調整をしたり、利用者本人や家族に対して相談援助したりし、サービスが適切に行き届くようサポートする役割もあります。
就労支援員就労支援員は、障害のある人や生活保護を受けている人、一人親世帯の保護者など就職を目指す人を対象に、職場実習や就職活動に関する支援を行う職種です。実習先・就職先の開拓や職場定着のための支援もあり、職探しから就職後のフォローまで行います。
職業指導員職業指導員は、利用者の希望や適性に応じて職業生活に必要な知識・能力の向上や就職に向けた支援を行なう職種です。事業所内では利用者の状況に応じて、パソコンや木工・農園芸などの技能や、働く上での基本マナーを指導します。
地域移行支援員 地域移行支援員は、障害のある人が一人暮らしやグループホームといった地域の中で暮らせるようサポートする職種で、自立訓練の宿泊型の事業所に配置されます。
主な業務は、一般就労先や福祉事業所などから帰宅した利用者に対し、家事など日常生活を送る上で必要な能力の維持・向上の訓練などです。利用者に対する相談援助や関係機関との連絡調整を行うこともあります。以上のことから地域移行支援員には、生産活動に必要な経験・技能が求められます。
参考:地域移行支援員|東京都福祉保健局 ふくむすび
障がいを持つ子どものために、個別支援計画の作成と提供サービスの管理をおこなう
児童発達支援管理責任者(以下、児発管)とは、障がいを持つ子どもが福祉サービスを利用する際に必要な個別支援計画を作成し、提供サービスを管理する専門職です。
児童指導員とは、子どもと直接関わりをもち、心身の健やかな成長とその自立を支援する職種です。
児童発達支援や放課後等デイサービス事業所では、児童発達支援管理責任者の指示のもと、個別支援計画や事業所のカリキュラムに基づいて障害のある子どもの支援を行います。他の事業所や教育機関をはじめとする多職種連携や親子関係を支援する観点から、保護者や祖父母・きょうだいなどへ支援の幅を広げる場面もみられます。