A9 深刻な問題ですよね。
1)はじめて障害者を雇用する企業に少なくないのが、担当業務を本人に確認する前に「これは無理だろう」と勝手に決めつけてしまうケースです。
2)これまで障害者雇用に取り組んでこなかった企業にとって、どの程度の障害がどんな業務に適しているか判断は難しいものです。そのため応募があっても採用に結びつかないことが多いようです。このような場合、少し目線を変えて、応募者の障害状況に合わせて担当業務を考えてみるのもいいのではないでしょうか。
3)それと採用に結びつけるためには、採用する側と受け入れる現場との協力体制の確立が何よりも必要となります。たとえ採用担当者が前向きでも、現場の受け入れ態勢が整わないために採用が見送られる場合もあると聞きます。採用担当者だけでなく、くれぐれも受け入れに関連する部署との協力が得られるようにしておくようにして下さい。