私たちは喜怒哀楽という様々な感情をもっています。感情以外にも思考するという事も日常的に行っています。ところが、何らかの原因で様々な情報や刺激に過敏になり過ぎてしまうと、脳が対応できなくなり感情や思考をまとめあげることができなくなります。このように脳内の統合する(まとめる)機能が失調している状態をいいます。
症状としては、実在しない人の声が聞こえるなどの現実にないものをあると感じる幻覚が現れたり、周りで自分の悪口を言われていると思い込む被害妄想が出たりなど様々な症状があります。
統合失調症の症状は大きく、幻覚や妄想などの「陽性症状」、意欲の低下などの「陰性症状」臨機応変に対応しにくい「認知機能障害」に分けられます。