Q2 強迫性障害の具体的な症状とはどんなものでしょうか?

A2 強迫性障害の特徴として紹介した「強迫観念」と「強迫行為」とが無限のループから繰り返されおこる症状がほとんどです。

 強迫性障害を発症した場合は、不快なイメージや醜悪な単語などが次々に頭に浮かび、それを振り払う、もしくは中和しようと無意味な行動を繰り返すようになります。それらの繰り返しは、根本的な解決にはつながらず、あくまで儀礼的なものになってしまうことがこの病気の厄介な点であり、患者自身ではとめられないため自暴自棄になったり激しい苦痛を伴ったりします。では、強迫性障害とはどんな「強迫行為」を伴うのかその具体的な症例を以下に記します。

汚染への不安

トイレを済ませた後の汚れが気になって繰り返し水を流したり、または何度も手を洗浄したりするなど強迫性障害の人に多く見られる傾向です。さらに不特定多数の人が利用する場所や乗り物に対しても過剰な反応を示し、手や体に触れた場所の清潔を保とうと必死になるなどします。

自分や他人を傷つけてしまうことへの不安

強迫性障害では他者との関わりのなかでも必要以上に先回りして考える特徴があります。自分の言動で他人が傷ついていないか根拠もなく不安になり、実際の現象が起きていないにも関わらず執拗に何度も繰り返し確認を行うこともしばしばみられます。

順序・数字・対象であることへのこだわり

物事の規則性に強くこだわるのも強迫性障害の特徴です。着替えの順序や数字の並び、特定の数字の出現に嫌悪感が募る、またものの配置が左右対称であることに執着する場合もあり、これらが乱れると最初からやり直す必要があるなど何かと無駄な時間を作りがちな傾向もみられます。

過剰な確認行為

戸締りや火の元の確認など誰でも注意したいものはもちろんですが、強迫性障害がみられる人の場合は、自分の確認にも自信が持てず疑い続け、エスカレートすると周りの人にも過剰に求めるようになります。

無用なものをため込む

要不要の区別がつけられずゴミまでため込んでしまう傾向にあるのが強迫性障害であり、ズボラな性格というよりいつか使うかもしれないといった強い思い込みからくる強迫観念や、不安を紛らわすために本来捨てるべきものまで収集し整理すらできない強迫行為などがあげられます。







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