Q12 私は内部障がいがあるため他人からは判りづらい身体障がい者です。就職において事前に確認しておいた方がいいことなどアドバイスを聞かせてください。

A.12 内部障がい(心臓、腎臓、肝臓、呼吸器、ぼうこう、直腸、小腸)のある方は、「医療設備」や「勤務時間の調整」、「体力的な配慮」などが働く上での重要な要件となります。
① 突然の体調不良が起こった場合、それに対応できる職場環境であるかどうかということがあります。
・仕事中の体調不良に備えて、健康管理室を用意している企業もあります。
 合わせて血圧計や心電図、AEDなどの医療機器もあらかじめあるかどうか確認してみて下さい。
・企業によっては産業医や看護師が常駐しているところもあります。
 たとえ常駐でなくとも定期的に勤務し、社員向けに健康相談など行う企業もあるので確認してみて下さい。
② 入社後、長期に働くためにも体調管理が不可欠です。
  体調管理につながる制度があるか確認してみて下さい。
・体調に不安がある場合など通勤ラッシュの時間をずらせるフレックスタイム制度のような
 通勤時間帯を調整できる制度があるかどうか確認してみて下さい。
・定期的に通院が必要な方は、正直に相談してみて下さい。有給休暇を利用するなど、
 制度として勤務時間内に定期的な通院を認めている会社もあります。
③ 体力的に無理があると長期的に働くことが難しくなります。
  体力的に求められることはないか、仕事内容をしっかり理解するようにして下さい。
・階段の使用を伴ったり、長時間の立ち仕事であったり、あるいは重たい荷物を持ったりなど、
 体力を必要とする業務内容かどうかを必ず確認して下さい。
・通院や急な体調不良のため一時的に仕事に従事できないことが起こったりする可能性もあります。
 そういう時は、周囲の協力が不可欠です。業務分担できる体制か、
 そうでない体制かそれとなく確認してみて下さい。
・長時間の労働は、身体に大きな負担をかけることになります。
 体力に不安があり残業などの長時間労働が厳しい場合は、
 残業の有無、ノー残業デイなどの実施を確認してみて下さい。
ワンポイント・アドバイス
就職活動で大切なのが、採用担当者に自分の障がい内容を的確に伝えることです。採用担当者がイメージしやすいように「何ができるか」「何ができないか」を具体的に伝えて下さい。
・通院の頻度や突発的な通院などを事前に伝える 定期的・不定期的、月に何回起こるのか。
・体力的にできることとできないことを具体的に 連続勤務時間、荷物の運搬の限界重量、立ち仕事の限界時間など





事業所無料登録募集

無料登録イメージ
▶アカウント登録済の方はログインください




事業所有料登録募集
月々1,100円!

予約システムがつかえます!

有料登録イメージ
▶アカウント登録済の方はログインください