闘病・入院生活を経て頑張っている私

 私は小学校、中学校、高校とアトピー性皮膚炎のために、いじめられていました。そして、高校2年の時に、ある精神科にかかるようになりました。
 それからはひどいうつ状態で、夜も眠れず、睡眠薬や精神安定剤などを服用するようになりました。
 高校にもまともに通学出来ず、保健室登校になりました。クラスのみんなと打ち解けることが全く出来ませんでした。
 それから22歳の時に、ある精神科の病院に入院することになって、ここでひどい扱いを受けました。入院した途端にベットにくくりつけられて拘束されました。手足を縛られ、おむつをされて、口から飲み物や食べ物を無理やり入れられました。10日ほど拘束され続けた私は、高熱が出て、足が動かなくなってしまい、大学病院に転送されました。
 そこで、必死のリハビリの生活が始まりました。毎日3時になると主治医の先生が迎えに来て、リハビリ室に車椅子で連れて行かれ、地獄の特訓が始まりました。自転車をこいだり、平行棒をしたり、立ち座りもしました。それがおよそ3カ月続いて、ようやく私の足は歩けるまで回復しました。主治医の先生や看護師さん、理学療法士の先生などのおかげです。私も死にものぐるいで頑張りました。
 大学を3カ月で退学し、また私の新しい病気の入院生活が始まりました。脂肪織炎という高熱の出る病気です。そこでも闘病生活を経て、2カ月ほど入院しました。それからやっと家での療養生活が始まりました。
 そして、次に生活支援センターやB型作業所を転々とした辛い経験もありますが長い入院生活の苦労があるので何とか耐えています。
 これからも就職に向けて、頑張っていこうと思っています。





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