強迫性障害

強迫性障害[総論]

一般にいう几帳面な人というのは、念入りな確認や行動で抜け目のない仕事をこなす人を指しますが、こころの病気である「強迫性障害」は単なる几帳面さと一線を画し、必要以上に何度も同じことを確認したり、潔癖さの度を越して手や物を洗い続けたりする問題行動や、自分の意思とは別のところで湧きだす不安イメージから離れられずに日常生活に支障をきたすことを言います。

 精神疾患としての強迫性障害とは、頭の中で繰り返し湧きだす不安イメージのことを「強迫観念」、意味なく繰り返される問題行動のことを「強迫行為」として、これらを分類しています。強迫性障害が日常に支障をきたす理由としては、この「強迫観念」と「強迫行為」が患者自身だけではなく、周囲の人間関係も巻き込みエスカレートしてしまうためであると言えます。強迫性障害がもたらすこれらの問題は、患者が社会から孤立してしまう事態に陥りかねない大きな問題に発展する可能性があることに注意して下さい。


Q&A(クリックすると、記事内容が見れます)

Q1 障害の兆候と発症する原因について教えて下さい。

Q2 強迫性障害の具体的な症状とはどんなものでしょうか?

Q3 強迫性障害に効果が期待できる治療法にどんなものがありますか?

Q4 強迫性障害である本人はどのように考えたらいいのでしょうか?

仲間たちの声

障害者さん達の体験談などを公開しています

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