A6 障害者は、同じ障害や等級でも、個々の配慮すべきことがらはみな異なると考えて下さい。
例えば、車椅子に乗っている人でも、障害の種類や状態、体格によって配慮すべきことは個々異なります。ですから車椅子に乗っているからといってむやみに「受け入れ困難」とは思はないでいただきたいのです。
障害者の就労に対応して設備改善を「障害者作業施設設置等助成金」で行うこともできます。
施設面さえクリアできれば、業務遂行上の障害は意外と少ないことは報告されていることです。しかしながら施設面のことだけで受け入れ可能かどうかを判断するのではなく、あくまでも応募者の能力や適応能力などで判断するようにして下さい。なぜなら設備を大きく変えなくとも、例えばキャビネット位置の変更や、同じ職場で働く仲間のサポートで改善されることも数多あるからです。⇒障害者作業施設設置等助成金